サビに強いステンレス鋼版を使用し、屋外盤やお客さまのニーズに合った収納BOXを設計・製作しております。
曝露試験をつうじて各種鋼版の劣化状態を確認し製品に以上がないか確認をしていますので屋外の筐体についてはおまかせください。
当社は、昭和60年よりボンデ鋼板製筐体とステンレス鋼板製筐体の暴露試験を実施してまいりました。
平成27年現在約30年が経過しておりますが、両者の発錆状況には著しくその差が生じております。お越しの際は是非ご覧下さい。
発錆状況比較実験開始時の様子
左より、
- ボンデ鋼板製筐体
- ボンデ鋼板製筐体(亜鉛溶射仕様)
- 亜鉛鋼板製筐体(亜鉛溶射仕様)
- ステンレス鋼板製筐体
約30年後の発錆状況比較実験の様子
- ボンデ鋼板製筐体:屋根全体、扉周りにかなりの錆が確認できる。
底面は錆により朽ち果てている。 - ボンデ鋼板製筐体(亜鉛溶射仕様):屋根周り及び屁部、扉周りに錆が確認できる。
- 亜鉛鋼板製筐体(亜鉛溶射仕様):同上。
- ステンレス鋼板製筐体:塗装の剥がれはあるが、錆の発生はほとんど確認できない。
私共は、屋外設置の盤に関しましてはステンレス鋼板仕様をお勧めいたします。
塩害の厳しい環境のもと、日々防錆対策に取り組んでまいりますので、屋外盤のご用命は安心して当社へ御申しつけ下さい。